9月24日(木)
ニームへ
今日はプロヴァンス地方のニームという町へ移動します。
普段はホテルで朝食は食べていないのですが、今回は朝食込みのお値段でしたのでいただきます。
早い時間の電車で移動しても良かったのですが、ステキなホテルなのでゆっくり満喫してから出発しようと。
朝8時。朝食は1階の部屋に準備してありました。
食事専用の部屋という感じはなく、アンティーク的な物がたくさん置いてあります。なんだか自分が上流階級の人間になったような気分。「爺や、爺やー、cafeを入れておくれ。」と言いたくなる感じ。
一つのテーブルに6つのイス。時間が重なれば他の宿泊者と一緒に食べることになります。この時も私たち以外にフランス人の方が3人。5人でテーブルを囲みました。いつかのテレビで見たようなヨーロッパのステキ朝食に自分も混じっている。なんという違和感。
どうか神様、この時間だけでも私の顔をフランス人に変えて下さい。
外は朝霧。2杯目のコーヒーをいただく。
出発する頃にはすっかりいい天気。
貴重な時間をすごすことができました。それにしてもナイスチョイスだったな。
ロンシャン駅にはホテルのおじさんが車で送ってくれました。なんていい人なんだ。ありがとうございました。
ロンシャン駅は無人駅。自動発券機もありません。
なのでネットで礼拝堂へ行かれた人たちのブログを見ると、前日に他の駅で事前に切符を購入しておいたほうがいいとのアドバイスが載っていました。しかし、昨日は乗り継ぎの時間に余裕がなくて買えなかった。タクシーでベルフォールまで行くしかないかなと思ったのですが、いろいろ調べてみると、どうやら切符は電車内で車掌さんからも買えるらしい。確信はありませんでしたがチャレンジしてみることに。
買えました。なんだ、余裕じゃないか。
ロンシャン→ベルフォール→ミュルーズ→ニーム 写真はありませんが、車窓からの景色を楽しみながら南の方へと移動。
日が暮れる頃、ニームに到着。プロヴァンス観光は今日の夜だけ。
円形闘技場
神殿っぽいヤツ。
写真の中央左のレストランで食事。
店のお兄さんがとてもいい感じで、ワインの白と赤を1杯ずつ頼むとどんな味のワインがいいか、私でもわかるくらいの英語で簡単に説明してくれるし、料理の注文で私たちが理解できなかったところは携帯を使い日本語に翻訳してくれました。すばらしい。そして、料理もワインもおいしかった。ありがたや、ありがたや。
ニームか、時間があればもう少しゆっくりしたかったな。