8月6日(木)
ルールマランへ
とりあえずゴルドは一旦保留して、電話予約のいらないバスで行ける「美しい村」へ行くことにしました。
ルールマランへのバスの運転手は昨日電話予約が必要だと教えてくれた運転手さんでした。
私に気付き「電話予約できたかい?」と聞いてきたので、
「フランス語ができないから電話予約はしてないんです。ゴルド行きは他の方法を考え中。だからとりあえずルールマランへ先に行くことにしました。今日はよろしくお願いします。」と私は心の中で思いながら、
「ノン、ルールマラン」と応えました。
結構大きなバスでしたが、乗客はほぼいません。50分ほどの道のりを2ユーロでいけました。なんか申し訳ない。
バスがルールマランに到着。
運転手さんが「ムッシュー、着いたよー」と教えてくれました。
いつもと違い、歩くことなく「美しい村」に到着。素晴らしい。
村に入るとすぐ賑やかな通りが現れました。いろんなお店がたくさんあります。観光客も多く、昼時のレストランは大繁盛という感じでした。
村を通り過ぎるとお城のようなものがありました。
教会もあります。
田舎っぽい風景もあります。
村に引き返すと村の中にもまた教会があります。すごく近いのに。
ライオンの口から水が出ていたので顔を洗います。今日も暑い。
空はべた塗りのような青空です。
暑いのは私だけではないようで、みなさん水で顔を洗ったり、帽子を濡らしたり、遊んだり。
それにしてもこの村はお店が多い。レストラン、カフェ、雑貨屋さん、洋服屋さん、アトリエギャラリー。
そしてどの店もオシャレ。
あらステキ。
まぁステキ。
ほらステキ。
最高にステキ。
とてもステキ。
と言ってるうちにまた村の端にやってきました。
村から少し離れたところに数軒家があります。ここもまだ村の中なのかな。
ところで、今日バスの中でも思ったのですが、ひまわりの時期が過ぎている……。
もう少し早く来ていれば、ここは一面ひまわり畑という写真になってたはずなのに。
南下してきたからいっきに追い越してしまったのかな。
なんて写真だ。花びらが全部落ちてしまったひまわり達は全員テンション下がってうつむいてしまっている。下を向きなさんな。顔をあげて。
暑い。暑い。たまりません。アイスをいただきます。
16時をまわりました。もうすぐバスが来る。バス停に向かうか。
ルールマラン。予想以上にステキな村でした。
ほぼ時間通りにバスがやってきました。帰りも行きと同じ運転手。
首からカメラを下げている私に声をかけてくれます。
「どうだった?いい写真は撮れたかい?」