5月29日(金)
カプデナックへ
昨日、ヴィルフランシュ・ド・ルエルグへ行く際に電車トラブルかなにかで次の駅までバスで行ったわけですが、その時バスの車窓から道路に「美しい村」の看板が立っているのが見えました。
この辺にあるはずないのにおかしいなと思い、ホテルに戻ってから持って来ている本を見てもやっぱり載ってません。しかしネットで調べるとありました!どうやら本が発行されたあとに登録された村みたいです。
電車トラブルからのなんという幸運。こんなに行きやすい位置にあるなんて。さっそく行ってみることにしました。
フィジャックから電車で10分。カプドナック=ガールに到着。ここから村までは3.5km。
町から崖の上にある村が見えます。
なんで崖の上に村を作ったんだろう。
何十年か先、崩れるかもとか思わないのかな。…余計なお世話か。
昨日バスから見えた看板がありました。ありがとう看板。
「美しい村」5カ所目。カプドナックに到着です。
村に入ってすぐにクレーンが目に入ります。工事中かぁ。くそう。
塔の横にあるお庭。
素朴でいい感じ。
塔に登ってみます。左の建物はトイレです。ありがとうございます。
いい眺めです。下の町まで見えます。
塔の入口にインフォメーションがあり、そこでおばちゃんが村の地図をくれました。その地図に従って村を一周することに。
見晴らしがいいので、ところどころに展望スペースとベンチがありました。
ちょっとベンチが離れ過ぎかな。
呼び鈴っていうのかな。すごくいい感じ。どんな音が鳴るのかと、危うく鳴らしてしまいそうになりました。
日本でこれを設置したならば、ピンポンダッシュの餌食になりそうです。
そのうちに本当のお客さんが来ても出なくなってしまうという「オオカミ少年」状態に…。
デザインが良すぎるのも考えものです。
いい眺めです。左側に今日降りた駅が見えます。
下に行ける階段がありました。途中に暗証番号付きの扉がありますが、インフォメーションのところでおばちゃんが番号を教えてくれるので入れます。ここのことだったのか。
結構くだっていきます。
下り終わったところには湧き水?みたいなのがありました。
戻ります。
教会です。
車の割に人はほとんど見かけませんでした。村はとても静か。ほかの美しい村と違い、レストラン、カフェ、お土産屋さんは1カ所ずつあるだけ。ある意味、今までで一番村らしい村だったと思います。のどかでいい感じです。
滞在時間はゆっくりまわっても2時間あれば十分です。それくらい小さな村です。
時間があったのんでフィジャックまで歩いて帰ることに。毎回思うことだが、この道であってるのかな…。
私が日本から持って来てる本は2009年発行なので、その後に登録された美しい村は載っていない。最新版がほしいということで、塔のインフォメーションにあった「美しい村」ばかりが載っているミシュランの地図を買いました。8ユーロ。大きい地図1枚だけど値段はまぁまぁするんだな。
赤丸が「美しい村」です。現在地は写真の真ん中ぐらい。今いる地域は美しい村の密集地域みたいです。いっぱいあるなぁ。こうやって地図で見ると近いのにな。フランスは広い。この中から車を使わずに行けるところは何カ所くらいあるんだろう。