nakata bench の日記




2015年3月



3月6日(金)

プロヴァンからポワシーへ

1

素敵な街、プロヴァンともお別れです。今日はポワシーという別の町への移動日。
前回バタバタで電車移動の写真が少なかったので、今回は移動の流れを写真付きで紹介します。
まずはホテルからプロヴァン駅へ。ユネスコ世界遺産の町があるとは思えない普通の駅です。
世界遺産の町へようこそ!みたいなことはしないんですね。



2

ここは有人駅なので窓口で切符を購入。
自動発券機も外にありました。発券機はここに限らず、お札はどこも使えませんので要注意。硬貨またはカードでの支払いになります。
ちなみに、飲み物などの自動販売機も、お札を使えるものはないみたいです。硬貨のみです。
そして、町の外に自動販売機はありません。駅やホテルの中のみです。



3

電車に乗る前に駅の出口付近に刻印する機械があるので切符をはさんでガチャンと印字しないといけません。これは発券機で買っても、窓口で買っても自分でしないといけません。お忘れなく。



4

移動時間は1時間半くらいあります。プロヴァンへ来る際は飲み物を買うので精一杯でしたが、今回は違います。ご覧いただけますでしょうか。コーラ、サンドイッチ、そしてクッキー。これが余裕というものです。



5

パリ東駅に到着です。



6

駅構内。とてもきれいなところでした。目的地のポワシーへは東駅からはないようなのでオペラ座近くのオベール駅から乗ります。おそらく東駅からオベール駅間はメトロで行けると思うのですが、私はよくわからないので歩いて移動。



7

オベール駅に到着。
発券機で切符を買おうとしましたが、前回とは画面表示が若干違っていてよくわかりません。
戸惑っているとフランス人の男性が私の後ろに並びました。
時間かかってたら迷惑になる。ここは一旦退こう。そう思ってその男性に
日本語で「どうぞどうぞ、お先にどうぞ。」と言いました。
すると男性は「どうしたんだ?買わないのかい?操作がわからないのか?どこ行きたいんだい?」と聞いてきました。
いや、正確にはそう言ってきた気がしただけです。フランス語はわからないので。

私はチャンスとばかりに行き先を言いました。「ポワシー!」
フランス人男性 「え?タクシー??」
わたし 「いや、ポワシー!」
フランス人男性 「え?タクシー??」

あれ?なんで通じないんだ?言葉では通じないようです。しかし私は、発券機でわからなかった時のために窓口で見せようと、行き先を書いたメモを前もって準備していたのでそれを見せました。メモは難なく通じて切符を買うことができました。こんな親切なフランス人もいるんだな。助かりました。
感謝の気持ちを伝えたくても「ありがとう」しか言えず、2回、3回メルシーと言うのが精一杯。
親切に触れた嬉しさと、感謝を伝えられないもどかしさ。なんともいえない気持ちでホームの方へ。

ホームの電光掲示板はわかりやすい。私でもわかる。
止まる駅にはランプがつくようになっています。写真では見にくいですが、ポワシーにはついてない。ということは、次にやってくる電車はポワシーには行かない、または止まらないということだ。ランプがつくまでしばし待つ。



8

電車はすぐにやってきました。今回の電車は2階建てになっています。どこに乗っても大丈夫みたいです。
プロヴァンに続き、今回のポワシーも終点駅です。終点に近づくにつれ、乗客は減ってガラガラになりました。
車内では次の駅を知らせる車内アナウンスが流れています。
そういえばさっき「ポワシー」では通じなかったなぁ、正しい発音はどんなだろう…。そう思い、私は耳を傾けました。

アナウンス「ポワッスィ〜」

あぁ、そうですか…。




1

パリから北西へ30分、ポワシーに到着です。ありがとうございます。
しかし、ここからホテルまでは6km。駅の近くにもホテルはあるのですが、3,240円という安さを優先してしまいました。バスは使いません。歩きます。なぜなら、知らない町の風景を見ながら歩くのは楽しいからです。



2

と、思っていたのですが…
あれー、フランスの素敵な町並みはどこー。全然面白くなーい。おもてたんと違うー。









back