2月18日(水)
パッサージュへ
Passage Jouffroy
今日はパッサージュを3カ所まわってみることにしました。
パッサージュとは日本でいうアーケードみたいなものです。昔はパリに何カ所もあったそうですが、大型デパートなどができてだいぶ数も減ったそうです。
まず1カ所目は「パッサージュ・ジュフロワ」なんか言いにくい。
雑貨屋やミニチュアのおもちゃなどたくさんあり、お土産を買うにはもってこいのような場所でした。
Passage du Grand-Cerf
2カ所目「パッサージュ・デュ・グラン・セール」なんかデュが言いにくい。
ジュフロワよりも少し落ち着いた感じです。大人向けというか。
雑貨屋やアクセサリーがあって、お土産というよりプレゼントによさそうなところです。
ちなみにパッサージュの入口はこんな感じです。これを目的に行かないと、歩いていてふと気付くような所ではありません。現に1カ所目のパッサージュは通ったことのある道沿いにありました。
Galerie Vivienne
そして3カ所目「ギャラリー・ヴィヴィエンヌ」パッサージュつかんのかい。
ここはとてもキレイな所でした。買い物しなくても歩くだけで満足できるような所です。
パッサージュは観光名所と違って人が少ないのがいいです。カフェや食事のできる所も混んでいるところはなく、すぐに入れます。
入ってないけど。
流行のものではなく、古いものだったり、ハンドメイドが好きな人には大型デパートよりこっちのほうが良さそうです。
何も買ってないけど。
私は歩くだけで満足できました。
たまには彫刻なども写真があったほうがいいかなと思い、写真を撮ろうと近くで見てみると、改めてそのリアルさや表現力のすごさを実感させられました。こんなのが街中にあるところがまたすごい。
生きた人をそのまま固めたようにリアルな表情をしています。ひとつ残念なのは落書きをしてあるものがたくさんあるというところ。でもこれ、もしかしたら有名な人のサインだったりして…。パリは落書きさえもセンスを感じるところがある。
2月18日(水)夜
エッフェル塔の夜を撮る
海外の夜は危険なイメージを持っているので暗くなってからは一歩も出歩かなかったのですが、勇気を出してちょっと夜のエッフェル塔を撮りに行ってみました。やはり、夜はまた違った雰囲気を出してくれます。
1時間半ほどで撮影終了。ホテルに戻りました。時間帯が早かったので人通りも多いし、私のように三脚を持って写真を撮りにきている人もたくさんいました。警察の見回りのような人もたくさんいてそこまで危険な感じではなく、ゆっくり写真を撮ることができました。
でもやっぱり夜はこわい。
2月19日(木)
ギャラリー・ラファイエットへ
今日は大型デパートに行ってみました。
オペラ座付近、私にはデパートだらけに見えます。観光客もたくさんいて、団体客が大きな袋をたくさんぶらさげて歩いています。人が多い所はやはり苦手です。
買い物に興味がないのでギャラリーラファイエットの屋上へ。見晴らしがいいのに人はあんまりいない。イスに座ってゆっくり景色を見ることができました。
パリの町並みはとても素敵なのですが、オフィス?店舗?ホテル?アパート?それとも歴史的建造物?、どれがどれだかわかりにくい。
入って真っ先に屋上に行ったので気付きませんでしたがデパートの中は圧巻の装飾でした。
こ、これがデパート……。観光名所じゃないのか。王様が住んでいたところじゃないのか。
1階に並ぶのはブランドに興味のない私でも知っているような超有名店ばかり。買えるはずもなく外に出ました。結局、屋上でくつろいで店内を写真撮って帰るという迷惑な客にしかなれませんでした。
デパートの帰りに昨日行きそびれた4カ所目のパッサージュへ行きました。
「パッサージュ・デ・パノラマ」
ここはたくさんの看板が重なり合って見えてとてもいい雰囲気でした。昔の切手や白黒写真が何百円で売ってあり、私にはこっちの方が向いてるようです。